●生地選び

べっ甲はウミガメの一種であるタイマイの甲羅で作られる。その背甲、爪(縁甲)、腹甲の中から、作品にあった生地を選ぶ。

●地どり→切り抜き

型あたりともいい、甲らに作品に必要な分のあたりをつけ鋸で切り抜く。色合いや模様など、素材の持つ美しさを生かすのもこのときである。
べっ甲は何枚かの甲らを継ぎ合わせて厚みを出す。あわせたときの色合いや模様などを考慮しながら、うまい具合に取り合わせて一定の厚さになるように段取りをする。
●仮付け

継ぎ合わせの時のズレを防ぐ為に、プレス工程の前に仮付けをする。だめどりをした甲らを重ねてピンチではさみ、そのまま熱湯につけると粘着する。
●プレス

仮付けしたべっ甲を、水に浸した柳板ではさみ、さらにそれを熱した鉄板ではさんでプレスする。べっ甲の持つニカワ質の作用によって、継ぎ目がわからなくなるほど完全に癒着する。
●デザイン描き

素材の特長を生かしながら下絵を描く。伝統の中から新しいデザインを生み出す工芸家の現代的センスが反映される工程である。
●透かし

●彫刻

幾種類もの彫刻刀を駆使しながら下絵に沿って彫る熟練を要する工程。
●磨き

まず荒磨きで表面の細かいキズを取り、次に仕上げ磨きでべっ甲独特のアメ色の光沢を出す。
●製品完成



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池田工房
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